UV対策はSPF50がいいの?
春になり、日差しが強くなってくると紫外線が気になってきますよね。
日焼け止めなど紫外線対策がそろそろ必要かな?と思う時期ですね
実はUV対策は季節、天気関係なく、毎日必要です。
では、夏場にはSPF50を使った方が良いの?
実はSPF50とSPF15で紫外線カットの効果自体はほぼ同じです。
では、SPF50とSPF15の数字の違いって一体何が違うのでしょうか。
まず、SPFとPAの違いについて説明していきます。
紫外線には3つの種類があります。紫外線A波、紫外線B波、紫外線C波です。
・紫外線A波…シワやたるみの原因
紫外線A波は肌の奥深くまで届き、コラーゲン等のハリの繊維を破壊し、シワやたるみなどの肌老化につながります。窓ガラスや雲も通過するため、曇りの日や室内でも注意が必要です。
・紫外線B波…シミ、ソバカスの原因
紫外線B波は肌表面が赤くなる炎症を引き起こします。過剰なメラニン色素をつくることでシミやソバカスの原因になります。
・紫外線C波…皮膚病の原因
紫外線C波は紫外線の中で最も強いエネルギーを持っています。通常は大気層のオゾン層などでさえぎられ、地上には到達しない紫外線です。
次にSPFとPAについて説明します。
PAは紫外線A波の防止効果を表す数値です。
強い方から、++++、+++、++、+の4段階です。日常的な生活(通勤通学や買い物)はPA++で充分です。PAは+が増えるほど紫外線A波のカット効果が高いです。
SPFは紫外線B波の防止効果を表す数値です。
1~50までの数値は、何も塗らない場合に比べて紫外線B波による炎症をどれくらい長い時間防止できるかを表しています。数字が大きければ大きいほど紫外線にあたってから日焼けが始まるまでの時間が長くなります。
SPFの数字が大きい方が紫外線カットの効果自体も高く感じているのではないでしょうか。
実は、数字が大きくなるほど紫外線カット効果が高くなるのではなく、日焼けが始まる時間をどのくらい遅らせられるかの持続時間の違いです。
SPF1→約20分 遅らせることができます。 ※個人差があります
SPF15→約300分(5時間)
SPF50→約1000分(約16時間)
遅らせられる時間の違いで、紫外線カットの効果の高さは実はほぼ同じです。
日常生活であれば、SPF15や20、PA++でも紫外線対策は充分です。
外出時間が長い時やレジャーの時はSPF50が安心です。
曇りの日や雨の日関係なく毎日紫外線対策をして紫外線による肌の老化を防止していきましょう。
【担当:Saki】
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