肌のくすみどうしたらいい?
肌のくすみにも、実はいくつか種類があります。
タイプによって原因や対策が違いますので、まずは自分の肌のくすみのタイプを確認していきましょう。
・乾燥によるくすみ
くもり空のようにグレーがかったような肌色だったり、肌の乾燥を感じていたり、ほおの毛穴が目立っていたりする場合は乾燥によるくすみです。気温や、湿度の低下、空調の影響、紫外線の影響で肌は乾燥します。
対策としてはしっかり保湿することが大事です。スキンケアとしては、化粧水、乳液を保湿タイプに変えたり、クリームや美容液でしっかり保湿したりしましょう。
また、スペシャルケアとしてたまにシートマスクを使うのもおすすめです。それでも乾燥が気になる方は、クレンジング洗顔でしっかり保湿できるものにすると肌のうるおいもキープしやすいです。
また、冬は暖房でも乾燥しやすいので、加湿器を使い、水分不足にならないように、しっかり水分補給することを心掛けましょう。
・角質肥厚によるくすみ
少し黒ずんで見えてザラつきとごわつきがある状態です。
ターンオーバーが乱れ、古い角質が肌の表面にとどまり、角質肥厚になることで肌の透明感が失われ肌がくすみます。また、肌がかたく、ごわつきやすい状態です。
まずは不要な角質を取り除くお手入れをしましょう。スクラブやふきとり化粧水等でも不要な角質は取り除けますが、肌に負担がかかりにくい、酵素洗顔が特におすすめです。
スクラブよりも肌に負担はかかりにくいですが、多少の負担はかかるので、毎日ではなく週に2~3回使用しましょう。角質を取り除きすぎてしまうのも肌トラブルを引き起こす原因になります。
そして保湿ケアも大事になります。肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れてしまうので、保湿ケアもセットで行いましょう。
・日焼けによるくすみ
日焼けしているような茶色っぽい肌です
紫外線や摩擦で肌全体にメラニンが増えて、肌がくすんで見える状態です。
原因がメラニンですので、肌のくすみを改善するにはメラニンを減らす必要があります。
美白ケアをしてメラニンを減らしましょう。
また、新たにメラニンができてしまわないように毎日の紫外線対策も必要です。晴れの日や夏の日だけの紫外線対策ですと、気づかないうちに少しずつ、紫外線の影響を受けて、メラニンが増えてしまうので毎日の紫外線対策が大事です。
・血行不良によるくすみ
肌がやや赤黒く、どんよりしている状態です。血行不良の状態は血色が悪く、顔色がなんとなく暗くなります。冷えやすく、血行不良になりやすい方、むくみやすい方は血行不良によるくすみを引き起こしやすいので注意が必要です。
肌を温めたり、体を動かしたりして血行を高めることが大事です。運動をして体を動かしたり、湯船につかって体を温めたりしましょう。また、体が温まるショウガ等を体に取り入れるのも大事です。
スキンケアでは、マッサージクリームを用いてマッサージし、血行を高めたり、炭酸の美容液など炭酸ケアで血行を高めたりしましょう。
また、肌のくすみがいくつか原因が重なっている場合もあります。
自分の肌のくすみはどのタイプか確認してしっかりケアしていきましょう。
【担当:Saki】
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