トラネキサム酸ってなに?
成分でよく見かけるトラネキサム酸って何だろうと思ったことはありませんか。
なんとなく聞いたことがある、、、美白ケアで見かけることが多いような、、、
どういった成分なのか把握されている方は少ないかと思います。
今回は「トラネキサム酸」についてお話していきます。
トラネキサム酸とは医療用の医薬品、医薬部外品で長く使われている成分です。
出血や炎症を抑える効果のある、人工合成されたアミノ酸の一種です。
実は、私の場合は、化粧品でトラネキサム酸を把握する前、薬のイメージがありました。
のどの炎症等を抑える薬として、風邪をひいたときに飲んでいました。
化粧品い含まれるトラネキサム酸での効果(美容としての効果)は、
主に、美白効果と抗炎症作用です。
メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。また、肌の炎症を抑えてくれます。
シミ・ソバカスが気になり、美白ケアをしたい方、日焼けの影響が心配な方、肌の炎症が気になる方におすすめです。
ニキビができたときに、ニキビの炎症を抑えたり、ニキビ跡を防いだりするのにも効果的です。
美白成分として、トラネキサム酸が人気なのは、肝斑にも特に有効性が高いといわれているからです。
ここで、簡単にシミができるメカニズムを簡単にお伝えします。
① 紫外線を浴びることで、体内の細胞が紫外線から肌を守ろうと、メラニンを作る工場の「メラノサイト」に指令を出します。
② メラニンを作る工場のメラノサイトが指令を受け、メラニンを作り出します。
③ 肌の奥深くで作られたメラニンが、ターンオーバーにより、肌の表面にあらわれます。
それがシミ、ソバカスのもとです。
紫外線を浴びた後、紫外線を浴びていなくても、メラノサイトが活性化されていると、永遠とメラニンが作られ続けてしまします。
トラネキサム酸はこのメラノサイトのはたらきを抑制してくれる効果があるので、早い段階でケアをしてくれる美白成分です。
紫外線をよく浴びる方、美白ケアをしたい方はぜひ、トラネキサム酸が含まれている美白化粧品をチェックしてみてください。
【担当:Saki】
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