ニキビにもタイプがある!タイプを知って対策しよう!
ニキビの発生には「皮脂の過剰分泌」「毛穴のつまり」「アクネ菌の増殖」が主にかかわってきます。
ですが、ニキビにもタイプがあり原因も様々だということをご存じでしょうか。
思春期の頃にできていたニキビ、、、大人になってもまたニキビができてしまう、、、
同じニキビに見えますが、実は同じではなく、異なるタイプのニキビです。
まずは、ニキビは年齢によって違います。
・思春期ニキビ
10代の思春期男女の約9割に発症します。ニキビができる部位は、額や鼻などのTゾーンが中心で、過剰な皮脂の分泌が原因でできます。
・大人ニキビ
思春期を過ぎてからのニキビができる部位は、頬や口元、あごのUゾーンなど顔の下半分が中心です。ニキビができる原因は様々で、ストレスや不規則な生活、脂っこいものの多い食生活、睡眠不足などの生活習慣の乱れ、免疫力やバリア機能の低下、古い角質の蓄積(ターンオーバーの乱れ)や肌の乾燥などがあります。
そしてできるニキビにも種類があります。まずは、ニキビに炎症があるかどうかで判断できます。
★炎症のないニキビ
・マイクロコメド(微小面ぽう)
目に見えない段階です。毛穴の出口が狭くなり、皮脂がつまり始めている状態です。この段階では一般的にニキビができていることに気づきにくいです。
・コメド(面ぽう)
①白ニキビ…皮脂が毛穴につまった状態です。ポツンとした小さな白い点に見えるが見逃してしまう場合もあります。皮膚の中ではアクネ菌が増え始めています。
②黒ニキビ…白ニキビの毛穴が開き、メラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見える状態です。
★炎症を起こしたニキビ
① 赤ニキビ…白ニキビが悪化し、炎症が起きている状態です。皮膚の中(毛包)では増殖したアクネ菌が盛んに活動しています。
②黄ニキビ…赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態です。黄色いのは膿です。重症化するとニキビ跡ができてしまいます。
ニキビのタイプによってニキビの深刻さ、または、対策方法等変わってきます。
次回はニキビのタイプ別に対策法をお伝えしていきます。
【担当:Saki】
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