毛穴のタイプ別の対策方法
前回は毛穴悩みにも種類があるということをお伝えしました。
今気になっている毛穴悩みはどのタイプかわかりましたでしょうか。
今回は毛穴の悩みタイプ別に対策法をお伝えしていきます。
・つまり毛穴
角栓が原因なので洗顔やクレンジングで角栓を取り除く方法がおすすめです。
洗顔、クレンジングの中でも「酵素洗顔」がおすすめです。角栓などの毛穴の汚れを落としやすいアイテムです。気になるときに何回か続けて使って角栓をしっかり取り除いても良いですが、酵素洗顔は使いすぎると必要な角質も取り除いてしまう恐れがあるので、週に1~2回の使用目安がおすすめです。また、酵素洗顔は肌が乾燥しやすいので毎日の使用はおすすめできません。
角栓が黒くなっている場合は頑固なので、取れにくい場合に2,3回続けて酵素洗顔を使うのも良いです。乾燥しやすい場合等は連続して使うときは気になる鼻の部分だけ酵素洗顔、他の部位は他の洗顔を使うと良いでしょう。
・乾燥毛穴
肌が乾燥し、キメがない状態で毛穴が目立っているのでしっかり保湿をすることが大事です。
肌にしっかりうるおいを入れ、キープすることで肌がふっくらして肌のキメが整います。
保湿ケアを強化する方法は様々です。
① 化粧水をたっぷりつける
ただし、量は2倍までが良いです。多すぎるとその分蒸発することで、肌に負担がかかります。
もしくは化粧水を見直して、保湿力が高いものに変えるのもおすすめです。
② 化粧水でコットンパックする
コットンパックは化粧水とコットンがあればすぐにできるので気軽です。また、集中的にうるおいを与えることでキメが整いやすいです。時間の目安は5~10分です。
③ 導入美容液を使う
導入美容液はそのあとにつけるスキンケアの浸透を高め、スキンケアの効果を最大限に出してくれるアイテムです。今のスキンケアで物足りないようであれば、導入美容液で効果を高めてもいいかもしれません。ものによっては導入の効果だけではなく肌自体にアプローチしてくれるものもあります。
④ 乳液はセラミド入りがおすすめ
乳液の「セラミド」の成分が含まれているものがおすすめです。セラミドは肌の水分を保ち、乾燥から守ってくれます。また、肌の細胞ひとつひとつをつなぎとめて隙間を埋めてくれるので、紫外線や空調などの外部刺激から肌を守ってくれます。油分を補って水分を閉じ込めるためだけではなく、セラミド入りの乳液で肌のキメをしっかり整えましょう。
⑤ 皮脂が少なめならクリームを使おう
皮脂が少なめだったり、乾燥肌だったりする場合はクリームを使って肌のうるおいをしっかりキープしましょう。乳液でもうるおいをキープすることはできますが、朝起きたときに肌が乾いていたり、さらさらしていたりする場合は夜の保湿が足りていないかもしれません。その場合は乳液の上にさらにしっかり肌を保護してくれるクリームがおすすめです。
・開き毛穴
① 皮脂の過剰分泌による開き毛穴
皮脂が過剰に出ることで開いているので、しっかり保湿をして過剰な皮脂を抑えることで改善できます。過剰皮脂をとめてすぐに毛穴が目立たなくなるわけではないですが、まずは皮脂を抑えて肌のキメを整えることで目立ちにくくなっていきます。
② 肌のたるみによる開き毛穴
肌のハリが低下している状態なので、ハリの美容液で肌のハリを保つのに必要なコラーゲンやエラスチン繊維の生成を促進してくれる美容液で対策しましょう。また、紫外線の影響でハリの繊維は壊されてしまうので、曇りの日もふくめ、一年中紫外線対策が必要です。
・毛穴メラニン
毛穴メラニンは名前の通り毛穴周辺のメラニンが原因です。
美白美容液などでメラニンを減らす、そしてターンオーバーの促進でメラニンを排出しやすくしましょう。メラニンを減らすのは時間がかかりますが、色で目立っているので凹凸が少ないケースが多く、ファンデーションで簡単に隠せる場合が多いです。
毛穴悩みによって対策法は様々なので悩みにあったスキンケアを行って改善していきましょう。
【担当:Saki】
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