セラミドってなに?肌に必要?
セラミドとは、、、
お肌にもともとある成分のひとつです。皮膚の一番外側の表皮にある角質層に存在しています。
ひとつひとつの細胞同士をセメントのようにつなぐ「細胞間脂質」があり、その約半分がセラミドです。
そもそも細胞間脂質ってどういったものでしょうか。
細胞間脂質は角層内で細胞と細胞をセメントのようにつなぐ脂質のことです。
〈細胞間脂質のはたらき〉
・水分保持機能…肌の内側の水分が蒸発するのを防ぎ、肌の潤いを保ちます。
・バリア機能…空調や紫外線等外部の刺激から肌をまもります
細胞間脂質は主にセラミドやコレステロール、脂肪酸で構成されており、その半分がセラミドなのでセラミドは肌にとって大事な成分になります。
肌に重要なセラミドですが実は年齢とともに減っていきます。
その他、紫外線によるダメージや毎日のスキンケアによる摩擦でも減っていきます。
セラミドが減少するとバリア機能が低下し、それにより、肌の乾燥や敏感肌を引き起こしやすくなります。
セラミドは人の肌にもともとある成分なので肌に馴染みやすく、低刺激性で敏感肌でも使いやすいです。セラミドは肌本来の保湿力をサポートする保湿成分です。
〈セラミドの種類〉
化粧品に配合されるセラミドにはいくつか種類があります。
・天然セラミド…馬などの動物から抽出されたもの
・植物セラミド…こんにゃくや米ぬかから抽出されたもの
・合成セラミド…人の手によって合成されたもの
合成セラミドのなかでも優秀なのが「ヒト型セラミド」
人の肌にあるセラミドとよく似た性質を持つためセラミドの中でも特に肌なじみが良く高保湿です。
セラミドは油分となじみやすい「油溶性」
そのため乳液やクリーム、美容液などに配合されていることが多いです。
※他のアイテムに含まれている場合もあります
セラミドが減る原因と対策について
①紫外線によるダメージ
・1日中、毎日、紫外線対策を行いましょう
・紫外線が強くない時期や外出時間が短い場合はSPF20~30でも紫外線対策は充分
・夏場は日傘や帽子を使って紫外線対策をしましょう
②乾燥
・エアコンの直撃するところでなるべく過ごさないようにしましょう
・秋冬は加湿器を使って乾燥を防ぎましょう
③スキンケアによる摩擦
・コットンでの摩擦に注意しましょう。化粧水をコットンにひたひたにつけて摩擦を減らすか、もしくは手でつけるのがおすすめです。
・洗顔時はあついお湯はさけて、ぬるま湯や水を使いましょう。
④ストレス
・睡眠時間を確保しましょう。睡眠の質を上げるといいです。
・湯せんに浸かってリラックスし、寝る直前のスマホは避けましょう。
実はクインスのコスメ、すべてのアイテムにセラミドが含まれています。
フィックスミストにはもちろん、下地やフェイスパウダーなどのベースメイクにも含まれているのでメイクしながら保湿もできます。
セラミドはただ単にうるおいを与えてくれるだけではなく、肌のうるおいをキープし、肌をととのえてくれるので乾燥が続くときや荒れているときは特におすすめの成分です。
ぜひ参考にしてみてください。
【担当:Saki】
区切り見出し