ヒアルロン酸ってなんで肌にいいの?
本日は、スキンケアによく含まれている成分「ヒアルロン酸」についてまとめます。
「ヒアルロン酸」ってよく聞く、保湿成分ということは知っているという方は多いかと思います。
今回はヒアルロン酸って一体何なのかくわしく説明していきます。
一言でいうとヒアルロン酸は保湿効果にかなり優れた成分です。
1gのヒアルロン酸で6リットルもの水分を抱え込むことができます。
そんなすごいヒアルロン酸があったら肌のうるおいはしっかり保たれそうですよね
実は、ヒアルロン酸は私たちの目、皮膚、関節、体のさまざまなところに存在しています。
生まれたときから、ヒアルロン酸は存在し、赤ちゃんの肌には充分なヒアルロン酸があります。
赤ちゃんの肌がぷるぷるなのはヒアルロン酸がしっかりあるからなのですね。
皮膚のヒアルロン酸の場合、細胞と細胞の間に多く存在しており、水分を抱え込み、また、クッションのような役割をしています。
ヒアルロン酸は水分の保持と肌のクッションの役割があります。
ですので、肌のうるおいだけでなく、肌のハリにも重要な成分です。
この重要な役割をしているヒアルロン酸ですが、肌の真皮の線維芽細胞からつくられています。
この線維芽細胞、実は肌のハリに欠かせない成分のコラーゲンやエラスチンもつくっています。
紫外線ダメージやストレスにより、線維芽細胞の機能は低下してしまいます。
そうすると、つくられるヒアルロン酸の量も減ってしまいます。
ですので、ヒアルロン酸を守るためにも紫外線対策は必要です。
また、紫外線対策していても、多少の紫外線ダメージは受けるのと、
年齢とともにヒアルロン酸は減っていくので、化粧品でヒアルロン酸を補いましょう。
〈 ヒアルロン酸に期待できる効果 〉
・保湿
ヒアルロン酸はたくさんの水分を抱え込むので、肌のうるおいを高めてくれます。
・ハリや肌の柔らかさ
肌の角層がしっかり潤うことで、乾燥し、かたくなった肌が柔らかくなり、ハリ感UPの効果もあります。
ここで注意が必要なのが、皮膚で線維芽細胞により、つくられるヒアルロン酸は真皮にありますが、化粧品で補うヒアルロン酸は真皮までは届かず、角層に補うことができます。
ですので、肌がもともと持つヒアルロン酸は肌のハリに重要な役割をしていますが、
化粧品で補うヒアルロン酸は表面の肌の柔らかさや弾力の改善しかできません。
肌のハリ感を高めたい場合は、ヒアルロン酸だけでなく、他でもケアしていきましょう。
ヒアルロン酸は肌のうるおいをしっかり補ってくれる優秀な成分です。
また、ヒアルロン酸は低刺激ですので、どんな肌にも効果のある万能成分といえます。
ぜひ、参考にしてみてください。
【担当:Saki】
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