美容成分のナイアシンアミドって知ってる?
最近、色々な美容液に配合されており、注目されている「ナイアシンアミド」という美容成分をご存知でしょうか。
ナイアシンアミドはシワ改善、美白ができる医薬部外品の成分です。
ビタミンB3の一種で、「ニコチン酸アミド」とも呼ばれています。
魚、肉、豆、穀物など色々な食べ物に含まれている成分で、食事から摂取できます。
また、肌に塗布することもできるため、最近は化粧品にも配合されることが多いです。
特に、医薬部外品のスキンケアによく配合されています。
では、ナイアシンアミドの特徴についてまとめていきます。
・ナイアシンアミドは水溶性
水に溶ける成分のため、美容液だけでなく、化粧水等、様々なスキンケアに配合することができます。
みずみずしく、軽いテクスチャーが多く、べたつきが気になりにくいです。
夏の時期にも、べたつきが苦手な方にも、使いやすいです。
似たような効果の成分として、シワ改善で有名な「レチノール」という成分があります。
こちらは油溶性のため、油分の多いクリーム状のものが多いです。
アイクリームなどによく含まれています。
・刺激が少ない
ナイアシンアミドは刺激が少ないので、敏感肌の方でも使いやすい成分です。
(※全ての方の肌に必ずしも合うわけではありません。)
先ほど紹介したレチノールは、刺激も強く、肌が乾燥しやすいです。
また、ビタミンCも刺激を感じる場合もあります。
ナイアシンアミドは刺激が少ないため、敏感肌の方も使いやすく、肌がゆらいでいるときも使いやすい美容成分です。
では、肝心なナイアシンアミドの効果について、まとめていきます。
・シワ改善
真皮にあるコラーゲンの生成を促進し、コラーゲンがたくさんできることでシワ改善をします。
ちなみに、スキンケアに含まれるコラーゲンは、
肌の一番表面にある角層までしか浸透しないので、保湿効果のみになります。
ハリに関わるコラーゲンは、角層よりも奥深い真皮にあるコラーゲン繊維です。
なので、ハリに関わるコラーゲンを増やしていくには自らコラーゲンを生成するしかありません。
・美白効果
メラニンが運ばれるのを抑制してくれます。
紫外線を浴びると、メラニンをつくる工場のメラノサイトがメラニンを生成してしまいます。
メラノサイトが表皮の細胞にメラニンを渡すのをブロックしてくれるので、メラニンが肌の表面に出てくるのを防げ、結果シミを防げます。
・保湿効果がある
ナイアシンアミドはセラミドを増やす効果があるので、
肌のセラミドが増え、肌のうるおいが高まります。
また、肌のバリア機能を高める効果も期待できます。
肌のバリア機能が高まることで、外部刺激から肌を守り、水分が蒸発するのを防いでくれるので、肌が乾燥しにくくなります。
その上、バリア機能が高まることで、紫外線の影響を受けにくくなるので、シミやシワなど肌の老化も防げます。
ナイアシンアミドはシワ改善、シミ予防効果があるが、
紫外線を浴びてしまうと肌が老化してしまうので、
ナイアシンアミドで肌のケアはしつつも、紫外線の影響を受けないように、
紫外線対策は毎日行いましょう。
【担当:Saki】
区切り見出し