ピーリング肌に良いの?良くないの?
ピーリングってスキンケアでよく聞きますよね。
ピーリングをすると肌がつるつるになる、やりすぎは肌に良くない、、、など、ピーリングの関してさまざまな情報が出ていますよね。
実際の所、ピーリングは肌に良いのでしょうか?あまり良くないのでしょうか?
まずはピーリングについておさらいです。
ピーリングとは古い角質を取り除いてくれるケアです。
ピーリングのピール(peel)とは、「皮をむく」という意味です。
健康な肌(通常)の場合、角質はターンオーバーによって自然と肌から剥がれ落ちていきます。
肌の不調などでターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちないままになってしまいます。
古い角質が残ったままですと、肌のバリア機能が低下し、乾燥やニキビなどの肌荒れにつながります。
ですので、自然と剥がれ落ちずに残ってしまった角質をピーリングで取り除きます。
ピーリングの効果の前に、角質ケアですと、スクラブもありますよね。
ピーリングとスクラブの違いについて確認してみましょう。
ピーリングは肌の表面の角質を溶かすのに対し、スクラブは小さな粒子で摩擦を与えつつ、古い角質や汚れを落とすケアです。
スクラブは皮脂や汚れが落ちやすい分、摩擦があるので肌への負担も大きくなります。
スクラブよりもピーリングの方が肌負担は少ないです。
スクラブはボディ用も最近増えているので、顔よりも体用で使うといいでしょう。
では、ピーリングでのメリットをまとめていきます。
・肌がつるつるになる
肌表面の古い角質がとれることでざらつきやごわつきがなくなり、肌がつるつるになります。
・肌がトーンアップする
古い角質が肌表面にたまっている肌は透明感が低く、肌がくすみやすい状態です。
角質がとれることで、透明感が上がり、肌全体がトーンアップします。
・毛穴悩みに良い
鼻の角栓や黒ずみ(角栓のつまりによる)悩みにピーリングは良いです。
古い角質とともに毛穴の汚れも落ちやすいので鼻周りなどの角栓悩みにもおすすめです。
・化粧水が浸透しやすくなる
古い角質がとれることにより、化粧水などスキンケアが肌に浸透しやすくなります。
古い角質がたまり、ごわついている状態はスキンケアが浸透しにくいです。
次に、ピーリングはやりすぎは良くないとも言われますが、ピーリングのデメリットをお伝えしていきます。
・やりすぎは肌を傷つける
肌のつるつる感を実感すると頻繁にやりたくなってしまいますが、古い角質がない状態だと、新しい健康な角質が剥がれ落ちてしまいます。
結果、肌が傷つき、ダメージを受けてしまいます。
・肌があれているときは控える
ピーリングは肌に多少の刺激や負担はかかってしまうので、肌が敏感な方や肌が荒れているときは控えましょう。
・ピーリング直後はバリア機能が低下する
ピーリングを行った直後は肌のバリア機能が低下し、一時的にデリケートな状態になります。
この状態は肌がとても乾燥しやすく、また、紫外線の影響も受けやすいので注意が必要です。
ピーリングを行った後は普段よりもしっかり保湿ケアをして肌のバリア機能を高めることが大事です。
ピーリングは肌がつるつるになり、化粧水の浸透も良くなる効果がありますが、肌への負担は少なからずあるので注意しましょう。
・肌のごわつきが気になる
・肌を触ったときにかたい気がする
・化粧水がなかなか浸透していかない
上記当てはまる方はピーリングすることで効果をより実感しやすいでしょう。
敏感肌の方や肌荒れしているとき、皮膚が薄い方、乾燥が気になる方はピーリングではなく他のケアが良いかもしれません。
まずはご自身の肌状態を確認してみてピーリングするべきなのか判断してみましょう。
【担当:Saki】
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