朝の洗顔は洗顔料って必要？

朝の洗顔は水やぬるま湯だけという方もいますよね。

朝の洗顔は水やぬるま湯だけで、洗顔料は使わなくていいの？

と思う方もいると思いますが、朝は洗顔料を使って顔を洗う方が良いです。

朝の顔の状態

朝の洗顔時に水洗顔する方のひとつの理由として、顔が汚れていないからと思っている方多いですが、

実は朝の顔の状態はキレイではありません。

寝ている間も汗や皮脂が出ており、夜のスキンケアでつけた乳液やクリームも残っている状態です。

水洗顔では皮脂などの油分は落ち切らないので、洗顔料を使ってしっかり汚れを落としていきましょう。

水だけで洗顔すると…

水だけの洗顔ですと肌に残った皮脂や汗が落ち切らずに、肌に残ります。

そのまま放っておくと変性皮脂になります。

変性皮脂とは毛穴から分泌された皮脂の一部が時間の経過とともに変質した不飽和脂肪酸のことです。

変性皮脂は肌にさまざまなダメージを与えます。

・肌のバリア機能の低下

・ターンオーバーの乱れ

・肌のキメの乱れ

・毛穴の開き

・ニキビができやすい

変性皮脂がずっと肌に残っている状態ですと、肌が乾燥しやすくなり、ニキビなど肌トラブルの原因になります。

また、皮脂が残っている状態だと、スキンケアが浸透しにくくなります。

朝、洗顔量を使った方が良い理由

洗顔量で洗うことで皮脂や汚れをしっかり落としてくれます。

肌を清潔に保ち、肌トラブルを防ぎます。

夜に出た余計な油分を洗い流すので、スキンケアが浸透しやすくなります。

洗顔量を使うと乾燥するので水洗顔という方もいますが、洗顔方法や洗顔のタイプを自分に合ったものにすることで肌の乾燥を防げます。

また、スキンケアが浸透しやすくなるのでしっかり化粧水・乳液で保湿すれば、肌はうるおうので心配いりません。

正しい洗顔方法

・ぬるま湯か水で洗い流す

お湯で洗い流してしまう方もいますが、32~36℃くらいのぬるま湯か水で洗い流しましょう。

熱いお湯は肌がもともと持っている保湿成分を洗い流してしまいます。

ですので、洗い流すお湯の温度に気を付けましょう。

・肌をこすらない

摩擦は肌にダメージを与え、肌の乾燥の原因になります。

洗顔料をしっかり泡立てて泡で洗うか、ジェルタイプのような剤がすべるもので洗いましょう。

また、顔を拭くときもゴシゴシしないで、やさしくタオルをあてるようにふきとりましょう。

洗顔料の選び方

＜肌質で選ぶ＞

・乾燥肌

保湿成分が高いものにする。

泡立てるタイプのクリームタイプの洗顔は保湿効果が高いものが多いです。

スクラブやジェルタイプよりクリームタイプがおすすめです。

・オイリー肌

皮脂の分泌が多く、毛穴に汚れがたまりやすいので、毛穴の汚れが落ちやすいタイプやさっぱり洗えるものが良いです。

ジェルタイプはさっぱりとした洗い心地で、毛穴の汚れを落としやすいものが多いのでオススメです。

毛穴の汚れが気になる場合は酵素洗顔もおすすめですが、洗浄力が強いのでたまに使う程度にしましょう。

・混合肌

皮脂も気になり、乾燥も気になる混合肌の方は、基本的にはまず、保湿を意識しましょう。

保湿効果が高い洗顔料がおすすめです。

肌が保湿されると、乾燥対策になるだけではなく、余計な皮脂やテカリも防げます。

肌が乾燥していることにより、テカってしまっているので、肌が潤うことで余計な油分が出にくくなります。

毛穴の汚れが気になる場合は毛穴ケアの洗顔はたまに使う程度にし、その分スキンケアでの保湿を意識しましょう。

・敏感肌

敏感肌の方は水洗顔の方が肌にやさしいと思いがちですが、変性皮脂が残っている方が肌に刺激になります。

敏感肌の方は洗浄力よりも、肌にやさしいタイプ、保湿力高めを意識して洗顔を選びましょう。

また、敏感肌用の低刺激な洗顔料もおすすめです。

＜生活習慣で選ぶ＞

朝の洗顔が面倒なので水洗顔という方も多いと思います。

ですので、簡単に使える洗顔料を使うのも一つの方法です。

ジェルタイプは泡立てずに使えるので簡単に顔を洗えます。

また、泡で出てくる洗顔フォームもありますので、そちらですと朝に自分で泡立てる必要がないので、忙しい朝も簡単に顔を洗えます。

肌質で選ぶのではなく、自分の生活習慣、化粧習慣に合わせて選ぶのも一つの方法です。

また、朝夜同じ洗顔料を使うのも良いですが、それぞれ分けて使っても良いので、

夜は自分でしっかり泡立てるタイプ、朝は簡単に使えるタイプ、

また、夜はしっとりタイプ、朝はさっぱりタイプ等の洗い心地で分けても良いでしょう。

自分の肌や化粧習慣に合わせて、洗顔料を選んでいきましょう。






【担当：Saki】