肌の摩擦ってなんで良くない?
肌の摩擦は肌に負担がかかる、良くないと聞くことが多いと思います。
実際、どうして摩擦が良くないのかご存知でしょうか。
摩擦といってもそんなに気にしていないという方も多いと思います。
まずは、摩擦が肌にどう影響するのか理解してみましょう。
肌を擦ると肌に刺激になり、皮膚表面の角質層を傷つけてしまいます。
角層は肌細胞が何層にも重なってできているものです。0.02mm程の厚さしかないので、少しの摩擦がかかるだけでも、角質がはがれやすいです。
角質層は保湿効果があり、水分を保ってくれています。この水分保持効果がある角質が摩擦により、はがれてしまうことで、肌のうるおいが低下し、乾燥しやすくなります。
また、この摩擦で受けるダメージの蓄積にも注意が必要です。
摩擦による刺激が蓄積されていくと、肌を守ろうとして、メラニンがつくられてしまいます。
メラニンにより、肌がくすんで見えたり、シミができたりしてしまいます。
また、摩擦により、ターンオーバーが乱れていると、メラニンが排出しづらくなり、メラニンが肌にとどまりやすくなってしまいます。
【摩擦での肌への影響】
・バリア機能が低下
・肌が乾燥しやすい、
・肌が敏感になりやすい、
・くすみ、シミの原因
・シワや肌のたるみ
【摩擦が起きる原因】
どんなことで摩擦は起きる?
肌への摩擦はどんなケアでおきてしまうのでしょうか。
・ゴシゴシ洗顔
・タオルでゴシゴシ拭く
・スキンケアの際のコットンでの摩擦
・ピーリング
・力を入れたマッサージ
【摩擦がかからないケア】
・スキンケアはできるだけ手でつける
・クレンジングの際はクレンジングをたっぷり使う
・洗顔の際はしっかり泡立てて泡で洗う
・洗顔後、顔を拭くときは、やさしくタオルをあてるように拭く肌を擦る=肌への摩擦
になってきてしまうので擦らないように注意しましょう。
肌の摩擦は知らず知らずのうちに起こってしまうので、普段のスキンケアから気を付けながら、摩擦がかからないケア方法を習慣化させていきましょう。
【担当:Saki】
区切り見出し