コラーゲン減少してるって知ってた?
コラーゲンってよく肌にとっていい成分として聞くことが多いと思います。
コラーゲン繊維は肌の真皮に存在し、肌のハリを支えています。
このハリに欠かせないコラーゲンですが、減少しているのはご存知でしたでしょうか。
コラーゲンとは
人間の体の20%は、タンパク質で出来ており、そのタンパク質のうち、30%を占めるのがコラーゲンです。
コラーゲンは体や肌の皮膚などさまざまな場所に存在しています。
肌では、真皮に存在しており、肌のハリや弾力をつくっています。
また、肌以外にも体のさまざまな場所に存在し、血管の柔軟性を保ったり、関節をスムーズに動かしたりする役割があるので、コラーゲンは欠かせません。
なぜコラーゲンは減るのか
コラーゲンは体内や皮膚でつくられていますが、加齢とともにつくられる量が減ってしまいます。
その他にもコラーゲンが減ってしまう原因があります。
・紫外線
紫外線の影響で、ハリが低下するのはご存知の方も多いと思います。
紫外線を浴びることにより、コラーゲンがダメージを受けて、減ってしまうのです。
また、コラーゲン繊維をつくっている線維芽細胞もダメージを受けることで、コラーゲンの生産量が減ってしまいます。
・食生活の乱れ
コラーゲンをつくるには、タンパク質やミネラル、ビタミン類が大事です。
栄養が不足すると、コラーゲンも減ってしまいます。
バランスのいい食事を心がけましょう。
コラーゲン減らないようにしよう
まずはコラーゲンが減ってしまわないように対策していきますしょう。
・紫外線対策
紫外線を浴びることにより、コラーゲンが減ってしまうので、毎日欠かさず紫外線対策をしましょう。
・バランスのいい食事
タンパク質やビタミン、ミネラルもしっかり摂りつつ、バランスのいい食事をしましょう。
偏った食事やファストフード等は肌荒れの原因にもなります。
コラーゲンを多く含む食材としては、鶏手羽先や牛すじ、鶏皮、ゼラチンなどがあります。
ですが、食事でコラーゲンを摂ってもハリへの影響は薄いです。
なので、コラーゲンを摂取するよりも、自分でコラーゲンがつくれるよう、バランスのいい食事を摂る方が効果的です。
・スキンケア
ハリを高める効果があるスキンケアで、肌のシワやたるみを予防・改善しましょう。
スキンケアでコラーゲン成分が配合されているものがありますが、こちらのコラーゲンではハリ感を高めるのは難しいです。
スキンケアは基本的に肌の一番表面の表皮にしか浸透しません。
肌でつくられ、ハリを保っているコラーゲンは、表皮よりも奥にある、真皮に存在しています。
ですので、スキンケアで補えるコラーゲンは肌でつくられるコラーゲンとは違います。
スキンケアで補えるコラーゲンは主にうるおいを保つ効果です。
年齢を重ねるとともに、コラーゲンが減ってしまうのはしょうがないですが、紫外線対策や、食事を気を付けることで、コラーゲンの減少を少しでも抑えることはできます。
気付いたときから、早めに予防していきましょう。
【担当:Saki】
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