インナードライってなに？

「インナードライ」や「インナードライ肌」って聞いたことありますか。

インナードライとは、肌の表面は皮脂でべたつきがあるのに、肌の中の水分量が少なく、乾燥している状態です。

見た目はテカりやすく、油っぽく見えるが、実は肌の内側は乾燥していることから“インナードライ”といいます。

インナードライと脂性肌の違い

インナードライは油分量が多く、水分量が少ない状態に対し、

脂性肌は油分量も水分量も多い状態です。

油分量が多いところは同じですが、水分量が多いのか、少ないのかで変わってきます。

＜インナードライと脂性肌の見分け方＞

インナードライと脂性肌を見分けるには洗顔後がおすすめです。

洗顔後、スキンケアをつけずにそのままにしておくと、脂性肌は少しずつ皮脂が出てきます。

インナードライの場合はつっぱりやカサつきを感じやすいです。

また、肌のごわつきが気になる、部分的にかさつく、部分的にテカる等、当てはまる方はインナードライ肌の可能性が高いです。

インナードライ肌の原因

・間違ったお手入れ

洗浄力が強いクレンジングや洗顔を使っていたり、ピーリングをしすぎていたりすると、肌に負担がかかりインナードライ肌になります。

洗顔時やスキンケアをつけるときの摩擦も原因につながります。
洗顔時、あついお湯で洗うと、肌がもともと持つ保湿成分を洗い流してしまうので注意が必要です。

・乾燥

スキンケアをしっかりしているつもりでも、保湿が充分にできていないと、インナードライ肌につながります。

その時の肌状態に合わせてしっかり保湿しましょう。

・紫外線

紫外線を浴びることで、肌はダメージを受けます。

ダメージを受けると、ターンオーバーが早まり、水分をキープしにくい肌になります。

・生活習慣の乱れや睡眠不足

生活習慣が乱れたり、睡眠不足になったりすることで、肌は乱れやすく、乾燥しやすくなります。

また、食事で脂っこいものを多くとると、肌の油分も出やすくなります。

インナードライ肌の対策

・しっかり保湿する

水分と油分をスキンケアでしっかり補いましょう。

インナードライ肌は肌の内側の水分が足りていないので、水分をしっかり補うことも大事ですが、

油分が少ないと、時間が経つとうるおいが逃げてしまい、インナードライにつながるので、油分をしっかり補うことも大事です。

また、季節や時期によって肌状態は変わるので、そのときに合わせたスキンケアをしましょう。

・クレンジング、洗顔の洗浄力に気を付ける

洗浄力の高いクレンジングは、肌に刺激になりやすいです。

テカりが気になるからと、しっかり落とせるものを選びがちですが、クリームタイプやミルクタイプなどの保湿効果の高いものがおすすめです。

・刺激が強いコスメは避ける

ふきとり化粧水やアルコールが入っているものなど、刺激がつよいものは避けた方が良いです。スキンケアでしっかり保湿ケアしても、肌に刺激や負担がかかると、肌状態は改善しにくくなります。


・紫外線対策は毎日

紫外線を浴びると、肌はダメージを受けますし、乾燥しやすくなります。

室内にいても、曇りや雨の日でも、目には見えないですが紫外線は降りそそいでいるので、紫外線対策は毎日しましょう。

・バランスのいい食事と質の良い睡眠をとる

内側からの肌ケアもとても大事です。
バランスのいい食事をすることでビタミンやタンパク質など、肌の細胞をつくるのに必要なものを補え、質の良い細胞がつくられます。

また、質の良い睡眠をとることで肌の生まれ変わりもスムーズに行われ、肌が安定しやすいです。

・乾燥と冷えに気を付ける

空気の乾燥により、肌が乾燥しやすくなります。
その分いつもよりもしっかり保湿をすることが大事です。

また、肌が冷えると血行不良になり、質の良い細胞がつくられにくくなるので、マッサージをしたり、その分スキンケアを気を付けたり、体自体の血行を高めたり、対策していきましょう。




知らず知らずのうちにインナードライ肌になりやすいですが、

しっかり対策すれば、うるおった肌にできるので正しいスキンケアをしていきましょう。





【担当：Saki】